7月「文月」季節の手仕事 梅干し
2020年度の梅干し仕事は約30キロ!
梅仕事のブログの続きを書くのが遅くなりました。
今年はHozu ままやは梅を約30キロつけました。
そのうち11キロほどは我が家の畑で収穫した南高梅です。
また、それ以外の梅はあなたと健康社を通じて、
購入させていただいてる自然栽培の梅をつけます。
梅仕事5
まずは梅をつける容器に焼酎などをスプレーで消毒してから、
そこに用意した塩の一つまみから二つまみ容器の底にふりかける。
そして、梅を1段平らにいれては塩を、パラパラといれていきます。
丁寧に梅に塩をまぶしながら容器にいれてもいいと思います。
(私は、梅を焼酎のスプレーでしゅっしゅっと消毒しながら、容器にいれていきます)
勝手な私の考えでは少し梅が湿っている方が塩が絡んでくれるので、安心感があるのです。
最後に残っていた塩を、がさっと入れてなるべく梅に空気が触れないようにします。
そのためにも上にのせる塩の割合を一番多くします。
(私が上にのせる塩は全体の35%から45%くらい)。
梅と塩がなじんで、重石が全体に均等にかかるように
平らにならしておきます。
(塩は次第に下のほうへ、梅酢が上がるとともに浸透していきます。)
3日過ぎごろから梅酢が上がってくるかと思います。
梅仕事6
次は重石をしっかりのせていきます。
梅酢が上がるまでは
約梅の2倍の重さの重石をすることをお勧めします。
梅酢が無事上がって来たら、重石を半分にします。
重石を2倍の重さにしたままでしたら、
柔らかくなっている梅がつぶれることがあります。
(私は、ついつい重石を半分にする時期が遅くて、つぶした梅がありました)
清潔なお皿を熱湯消毒して、焼酎をスプレーして、おとし蓋にします。
(なるべく容器の直径より少し小さいぐらいのお皿の大きさをおすすめします。)
私はそのお皿を清潔なビニール袋に入れて、梅の上に置きます。
重石も小石やペットボトルに水を入れたり、
それぞれ工夫しながら用意してください。
私は、去年つけている梅干しを容器ごと、
重石の代わりに使うことがあります。
(消毒が完璧にできないので、私は大きな透明のビニール袋を裏返して
重石を包み込んでビニール袋をゴムで止めて使っています。)
梅仕事7
梅酢がちゃんと上がるまで、毎日様子をみます。
梅酢が無事上がってきたら、重石を半分にします。
梅酢に梅がちゃんと漬かっていると、
ほとんど、かびることがないかと思いますが、
梅酢から梅がはみ出ていると、
そこからカビが発生することが多くあるかと思います。
ぽつぽつと白いカビがみえますね・・
梅酢に白いポツポツとカビが出て来たら・・
実は・・今年久しぶりにカビをはやしてしまいました。
なんで?
きっと均等に重石がかからなくて、
(改めて思うに、均等に重石をかけるようにすることが重要ポイントかと)
油断して、毎日の梅の様子を見るのを怠ったからかと‥反省しています。
(愛情や心配りが不足していました)
こうなると、ヤバイ・・
一刻も早く白いポツポツをとって、
梅を焼酎で洗って、カメも消毒して、いれなおしました。
最後にもうこれ以上カビが出ませんようにと・・
祈りながら、
塩を一つかみ一番上に祈りとともにかけていきます。
そして、はじめより半分の重さの重石をのせておきます。
この梅のカメは特に毎日様子を見てあげた方がいいかなとおもいます。
虫やほこりが入らないように 和紙などで蓋をして下さい。
と、
いろんな本に書いてあります。
私は和紙を使う場合もありますし、
透明な清潔な透明なビニール袋で蓋をすることも多いです。
これで白干し梅は、
土用の日まで涼しい日の当たらないところに置いておきますし、
赤干し梅は赤紫蘇が出回るまで
白干し梅と同様、涼しい日の当たらないところにいておきます。
役に立つ梅酢の使い方
余談ですが、
梅干しを作れば必ず出てくる梅酢は
お酢代わりにお料理に色々つかえるし、
真夏のおにぎりに防腐効果を期待して、
梅酢を手につけながらおにぎりをつくったりと
大変重宝する梅酢です。
こちらはプリプリの美しい梅酢があがっていました。
この続きはまた・・書きますね。
気楽に少量の梅干しを作りたい人にも
簡単梅干しの漬け方を書いてみたいなあと思います。