自然の驚異・自然の恵み
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2020年 台風10号 大丈夫でしたか?
秋の虫が鳴く声が聞こえる静かな夜・・
前日に大きな台風がきて、
風がびゅうびゅう吹き大雨が降っていたことなど、
想像することができない静かな夜を迎えています。
ここ岸和田は今回の台風10号の被害はありませんでしたが、
沖縄や奄美地方、九州にお住まいの方々は
大変怖い思いをしながらの
台風10号時間だっただろうと想像いたします。
被害にあわれた方々が
一日でも早く普通の生活を取り戻されますように
お祈り申し上げます。
2018年 9月4日の台風21号を思い出す。
今回の台風10号のニュースを聞くと、
我が家にもやってきた2年前の台風21号の
怖い時間を思い出します。
そして家屋自体は屋根の瓦が破損しただけの
最小の被害にとどまったことは
不幸中の幸いでした。
しかし4日にわたる停電という
経験したことのない電気のない日々を過ごすことによって
自分の生活がいかに電気によって支えられているという
自覚を持つことができました。
そしてその電気がなくても大丈夫に生活できることも
考えておかなければならないのだと学ぶ時間でもありました。
便利というものは大変ありがたいものですが、
その実、
その便利な生活しか考えられないようになると、
大変怖いものなのかもしれませんね・・
冷凍庫にあったものを停電中ににひたすら瓶詰めしていたことを
思い出しました。
木々がわが家を守ってくれながら、根こそぎ倒れていきました。
2年前の台風21号の強風でわが家の木が
15本以上根こそぎ倒れていきました。
その木々を友人にたくさん助けてもらいながら、
裁断、運搬、薪置き設置、などの仕事が進み、
今年の春にやっと薪という形となり、
今は
小屋に設置した薪ストーブの大切な燃料となってくれました。
自然の力とというものは、
アッという間に今まであった普通を
圧倒的な威力で壊すことができるのだなと強く感じました。
そしてちっぽけな人間はその被害を
あきらめない心でこつこつと努力して、
たくさんの人の協力を得て、
工夫と知恵をだしあって、
その被害をよい形に持っていくようにできるのだなと思いました。
自然の脅威の力で時には、
翻弄され、不安と恐怖の中に突き落とされながらも
自然の大きな恩恵の中で
暮らしを支えてもらっているということも
忘れてはならないのだなと
今回の台風10号のニュースを聞きながら
大切なことを再び思い出すことができました。