農薬・化学肥料不使用『ローゼルのコンフィチュール』(ママンチュール)
岸和田『Hozu ままや』の畑の無農薬自然栽培のローゼルを収穫!
毎年、畑に種をまくことから始め、大切にローゼルを育てています。
そして、秋になるとたわわに実る紅くかわいい苺のような実(厳密には「ガク」と「ホウ」)を収穫し、コンフィチュール(ママンチュール)や塩漬けに加工します。
ローゼルの花
ローゼルとは何でしょう
ローゼルはアオイ科フヨウ属の植物です。
花は一日しか咲かず、見た目はオクラの花とよく似ています。
ローゼルは、主に沖縄や小笠原など温暖な土地で栽培されています。
本州で栽培するのは無理ではないかと思っていたのですが、案外とても強く、岸和田では霜が降りるころまで元気に活躍してくれています。
園芸屋店でよく見かけるハイビスカスとは、少し違ういでたちですが、ハイビスカスの食用種にあたります。
ローゼルは、ハイビスカス・ティーとして利用されています。
生薬としては、洛神花(ルオシェンフア)と呼ばれています。
クエン酸・ビタミンC・ペクチンなどが豊富で、風邪やノドの痛みなどの薬にも使用されています。
また、利尿作用や穏やかな下剤としての作用から、ダイエット効果を狙った商品などもあります。
ローゼルのコンフィチュール(ママンチュール)を作りましょう!
ローゼルの実を収穫した後、一つ一つがくをむいていくことは結構手間がかかります。
指先は赤黒く染まっていきます。
ローゼルの実
そして、きれいに洗って、有機レモンと有機てんさい糖を加えて、しばらくそのまま置いておきます。
ローゼルを銅鍋で煮ています
次に、ローゼルが柔らかくなるまで火を入れます。
さて、美味しいローゼルのコンフィチュール(ママンチュール)ができたでしょうか?
ビタミンいっぱいのローゼルコンフィチュール(ママンチュール)が、ホームぺージの商品アイテムの一員になる日は近いようです。
ご期待くださいね!
ママンチュールとは?
ママンチュールとは『Hozu ままや』が作った保存食の総称名のことです。
『Hozu ままや』が作るママンチュールは、一般的なジャムやコンフィチュールよりも、かなり糖度を控えているのが特徴です。
また、瓶詰めだけではなく、梅干しや味噌、シロップなども『Hozu ままや』の製作であれば、ママンチュールのカテゴリーの中に入ります。
決まった固定概念から自分流の使い方を模索できるように、甘さを控えめにして素材自体の良さを生かし、より良い素材を使うように、常に進化できる保存食でありたいと思っています。